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ねむろHistory&Nature Blog

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森林作業

 昨日は、最後の最後の雪が降り、今日も気温3-4℃と殺人的である。一昨日は多少温んだため、竪穴の測量に出かけた。竪穴は50基近くあるので、なかなかであるがもう少しである。高低差がほとんどない台地上なので、助かっているが、密林内なのでこの時期でないと厳しくなる。作図中の背後でシカが新芽を食んでたりとなかなか長閑である。所謂、前近代的民具である古式平板式による実測であるが、作業効率や精度を少しでもあげるべく、巻き尺を廃し、レーザー距離計を用いている。
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森林内の適度な暗さがかえって可視電磁波に良いようで、2人でもそれなりに作業がはかどるのである。以前は3-4人で大騒ぎしてメジャーを引っ張っていたのがウソのように、淡々と進めることができた。
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by nemuro-curator | 2010-04-22 23:54 | 考古学

竪穴探訪

 この時期は遺跡を歩くのに、大変都合が良い。主に竪穴群だが、下草も少なく、木々も葉を付けていないので、地形の把握が容易である。
 別当賀川の竪穴群を歩いてみたが、深さ2mほどはある深い方形竪穴を見つけた。多分、市内で一番深い竪穴である。時期は擦文なんだろうが、なぜこんなに深く作っているか全く理解できない。
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by nemuro-curator | 2010-04-18 23:16 | 考古学

気温が+に

ここに至り、昼間の気温が随分上がってきた。ここから風景が劇的に変わっていくので、毎年驚かされる。

写真は2週間前の中標津の草地。

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by nemuro-curator | 2010-04-17 22:07 | 自然

まだ寒い

 年度早々乍ら種々の案件が堆積しているが、段取りが全てである。極東は降雪こそ免れており、少しづつではあるが気温もあがりつつある。どうもいつまでも寒いので、2ヶ月くらい感覚が遡っているが、時間は経過してるワケで・・・。
 どうもならんので写真は在庫から・・。偉大な巨石的世界遺産であるが、site内に説明板は1つもなく、代わりにハンディな音声ガイドを聞きながら回る。音声ガイドは入場料に含まれており、各国の言語がカバーされている。日本ではこの手のものは大体+500円で有料。しかし、遺跡の真正性ということで、こんなのと比べられてもな・・・。

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by nemuro-curator | 2010-04-15 23:21 | その他

100周年

 根室港が開港して100年経つという。関税法上の開港指定なのだが、それ以前から根室の海の玄関となっていたことはいうまでもない。根室港周辺に縄文土器も出土しているが、やはり大きいのが弁天島のオホーツク遺跡である。市内では唯一、十和田から出ているので、早い時期から拠点となっていたのだろう。
 近世になり、クナシリメナシの戦い後は、ノッカマップから根室港周辺に運上屋が移り、ラクスマンの来航といった日露外交史上重要事件の舞台となった。また、仙台藩警備下においては陣屋や砲台もおかれた。明治になると、千島の最前線として、港を中心に町が発展していく・・・。北海道初めての灯台である弁天島灯台や大森貝塚の次に古いお雇い外国人J.ミルンの弁天島発掘など、まだまだたくさん記すべきことはあるが、根室港の歴史だけで結構語れてしまうわけです。
 というわけで、諸イベントに向け、古い写真を選んだり資料を読み直したり、まとめたりというような感じで・・

 元々根室港は、岩礁帯が多い根室半島にあっては珍しく砂浜の海岸で、それは市街地の地下に没した2つの河川の果たした役割が大きいのでは?そして、天然の防波堤となっている弁天島という、奇跡的な良港であったからこそ、人が集まり様々な歴史が遺ったと思われる。

弁天島と根室港

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by nemuro-curator | 2010-04-05 00:36 | 資料館