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ねむろHistory&Nature Blog

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毛皮獣

 今天は、休日の上、若干気温もぬるみ(といっても、0℃〜-1℃ですが何か?)気味であったので、ラッコ探索へ。というのも、昨日、ラッコがカモ類を襲って殺戮しているという情報が鳥の死体とともに持ち込まれたためである。イタチの仲間は遊びで殺戮するのは周知の通りであり、ラッコも例外ではないようだ。数年前はコオリガモで遊んでいる様子も撮影されている。また、市内某遺跡ではPitに落ちたカエルが頭だけもがれており、イタチの仕業だらうということになっている。
 確かに情報では、珸瑤瑁漁港と聞いていたのだが、どうも歯舞漁港の聞き間違いだったようだ。というわけで、漁港のラッコは拝めなかったが、かろうじて納沙布岬の灯台周りで一頭目撃できた。殺戮の様子は観光協会ブログに詳しい。ここの人はかなりの頻度で観測をし、写真もすばらしい。こんなのカムチャッカとかアラスカに行かないとみれない。わけても、野生チシマラッコの観測は国内でも例がないだろうから、報告か論文を書くよう勧めてみよう。しかし、ラッコにオジロと近世の軽物交易の重要拠点は、今も色あせていないのである。

 やっぱネオ一眼のデジタルズームではこんなもんか・・・。
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オジロ先生
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by nemuro-curator | 2010-02-22 22:22 | 自然

英国的客人

 遥か西方大英帝国よりジャーナリスト2名が飛来。事前に通知があったものの、どういう用件かまではわからなかったので、オーダーに応えられるかどうかわからなかったが、市内遺跡のことや千島列島のことなど話は多岐に渡った。120年前に英国人ミルンが、弁天島遺跡を発掘した話は興味深く聞いて貰え、貝塚の自然遺物を説明した際はamazingの連発であった。
 所属も著名なところであるが、その博識さは非常に驚かされた。昨年のイギリス旅行の知見も動員し、2時間ほどのやりとり。夜は、学芸員講演会で38人ほどの参集を得て、多謝。珍しく本日は「しゃべる仕事」だった。

ロンドン自然史博物館にて。人類進化を熱心に学んでいます。

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by nemuro-curator | 2010-02-19 22:30 | 資料館

講演会

年一回ではあるが、資料館行事として学芸員講演会を開催している。
歴史系と自然系で45分くらいずつ。
歴史系『ラッコと人間のかかわり』
自然系『 別所 二郎蔵 著「わが北千島記―占守島に生きた一庶民の記録 (1977年)」にみる北千島の草花』
2010/02/19(fri) 19:00〜21:00   
根室市総合文化会館2F視聴覚室。

 プレゼンは最初期からのKeynoteユーザーであるが、Keynote06で止まっている。使っている人しかわからないかもしれぬが、スライドチェンジのとき最初は、キューブとか派手なギミックを使っていたが、ここ2年くらいは大人しくディゾルブばっかり・・・。2010年verがでたら久々に更新するか・・・。

軽物説明のためのクロテン。根室にはもういません。。
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by nemuro-curator | 2010-02-17 23:44 | 資料館

戦跡

 年度末ということで、諸とりまとめを行っている。今年度は市内の戦跡の資料収集と再検討を行ってきたところである。主なもので、旧海軍の飛行場が2ヶ所、砲台2ヶ所。旧陸軍トーチカ16ヶ所、塹壕5ヶ所を確認した。うち、塹壕は1ヶ所平板測量をかましたところである。トーチカ2ヶ所と塹壕の新発見はここのところの踏査の賜物である。 トーチカや砲台は市民団体の踏査、計測結果が資料館紀要1999-2001で報告されているので楽であった。
 いうまでもなく、本市のトーチカ群は、かの大山柏少佐の指揮により作られたものだ。アッツ島の玉砕などを経、千島が北方の最前線になり、本土決戦も現実味を帯び始め、根室半島の半要塞化計画のもとに配置されたものである。
 しかしながら、配属兵は築城の経験がないため、大山が丁寧な図解で示した教科書を作って部下に築城を指示した。教科書も大正時代の築城書をベースとしており、書き込みがびっちりされた使い込まれた大正時代の築城書は栃木県図書に残り、配られたテキストは防衛省戦史資料室に残る。
 廃墟ブームからかこうしたものもスポットが当てられている時代であるが、その戦跡のコンテクストや築城過程も発信しなければと思う。

近年、発見したトーチカ。他のものより小さく、銃眼もない。大山トーチカ分類の軽トーチカか?
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失われた史前学―公爵大山柏と日本考古学

阿部 芳郎 / 岩波書店


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by nemuro-curator | 2010-02-13 22:14 | 考古学

大札幌

 諸ミーティングのため、しばらく大札幌へ。しばらく来ないうちに随分、モツ鍋を取り扱う店が増えた印象である。数日の滞在であったが、雑芸だけあって実に様々な分野の方々とお会いした。
幾つかでも来年度の事業に結びつけばと思う。
 しかし、大札幌は我が極東とはまた異質の寒さである。

国境標石の展示@北大も大盛況を呈しているようです。ラッコのはく製はホッキガイを持たせてもらっていました。
それはそうと、納沙布にはラッコが大挙して来ているようです。納沙布岬の手前の珸瑤瑁(読んでみよ!)でも別に2頭目撃されているので、8頭ほどが近海を浮遊していることになる。恐ろしい。
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by nemuro-curator | 2010-02-05 18:13 | その他