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ねむろHistory&Nature Blog

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改悪?

不勉強ながら最近知ったのだが・・・。
地方分権改革推進委員会「第3次勧告 〜自治立法権の拡大による「地方政府」の実現へ〜」において博物館法12条、21条で見直しの提言がなされ、各方面から見直しを再考するよう要望書が出ていますね。下線部を廃止または条例委任とするもの・・・。

(登録要件の審査)
第十二条  都道府県の教育委員会は、前条の規定による登録の申請があつた場合においては、当該申請に係る博物館が左に掲げる要件を備えているかどうかを審査し、備えていると認めたときは、同条第一項各号に掲げる事項及び登録の年月日を博物館登録原簿に登録するとともに登録した旨を当該登録申請者に通知し、備えていないと認めたときは、登録しない旨をその理由を附記した書面で当該登録申請者に通知しなければならない。
一  第二条第一項に規定する目的を達成するために必要な博物館資料があること。
二  第二条第一項に規定する目的を達成するために必要な学芸員その他の職員を有すること。
三  第二条第一項に規定する目的を達成するために必要な建物及び土地があること。
四  一年を通じて百五十日以上開館すること。


 しかし、総則でこと細かく博物館資料などの定義をしている割には、「あっ、でも無くたって別にいいスよ」的な感じで非常にバランスが悪い。web博物館とかエア博物館とか色々想定できて面白いけど、現行施設との在り方と余りにも乖離していてちょっと拙速のような気がしますよ。
 すでに北海道では、博物館の登録事務は希望する市町村に権限委譲されているし、条例委任にしても判断を迫るようなことでは困るんじゃないかな(もっとも、そう頻繁にある事務とは思えないが、登録博物館がない自治体や学芸員すらいない自治体にも委譲されているし)。
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by nemuro-curator | 2010-01-19 21:45 | 資料館

木浦へ

 ソウルからちょっと遠いが、南西部の木浦市へ日帰りで足を延ばす。ソウルの龍山駅からKTXで3時間半で片道40000wくらい。もっとも日本で韓国鉄道乗り放題きっぷを入手済みではあるが、木浦-ソウル往復でほぼモトがとれる。
 まずは国立海洋博物館へ。駅からタクシーで2300w位だったか。ここでは、水中考古学で得られた新安沈没船の遺物群や海の民具が展示されており、なかなか面白かった。特に海の民具は塩田の資料や干潟の漁具など、日本でもあまりお目にかかれない物質資料があった。ロッテデパートの地下食品売り場にはハイガイがパックで売っていたので、干潟の環境や生業が生きているのであろう(売り子はアサリと言っていたが・・)。
 海洋博から木浦デハッキョ(大学)博物館まで再びタクシーに。木浦デハッキョは郊外に位置するので、タクシーメーターが振り切れ定額料金20000wとなる。ここは、なんといっても韓半島における先史・古代漁撈研究の大家であるキムコンス先生がいらっしゃり、貝塚研究も精力的に行っている。骨角器や各種動物遺体、貝塚調査の様子を記録したDVDなどなかなかの充実ぶりで、3mを越す混貝土層の剥ぎ取りも鎮座していた。帰りは大学前からバスに乗った。こちらは1400w。飯を喰わず回っていたので、駅前の食堂でビビムパを食し、17時のKTXでソウルへ帰還。木浦の近代和風建築などもう少し、見るものもあったが、またの機会としておこう。

新安沈没船@海洋博
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木浦デハッキョ

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by nemuro-curator | 2010-01-04 22:29 | 考古学

韓国へ

 激安チケットの入手に成功し、かねてより懸案であった韓国へ渡航。激安だけあって、アシアナ航空18:10発の便に搭乗を余儀なくされたが、福岡空港から90分程度の飛行時間である。到着後、1万円分ほど両替したり、 韓国鉄道乗り放題きっぷの引き換えなどで時間をとられ、宿に着いたのは10時くらい。仁川空港から明洞まで一般バスで45分くらいで9000w。
 翌朝、まずは国立中央博物館へ。1Fの考古館が充実しており、プレから渤海までじっくり総覧。後で知ったが、韓国における博物館設置節目事業とかで国立系博物館はタダであった。韓半島に由来する文物が列島でもみられることがあるが、本場の資料を目の当たりにできた。
 遅めの昼は土俗村のサムゲタン13000w也。その後、景福宮と周辺の博物館を流し見。
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by nemuro-curator | 2010-01-03 01:54 | 考古学