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ねむろHistory&Nature Blog

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火床

 立派な造りのカマド。海からの強い風を意識してか、根室市の場合はほとんど南辺に構築される。
1辺が10m近くある巨大方形竪穴であるが、驚くほどモノが少ない。住居に伴いそうな土器はほとんどなく、
生活感があまりないが、カマドの赤変した部分をみると、炭化物と白い骨片が。何を作っていた食べていたものか、確かに生活痕が見られる。カマドの土は持ち帰って要フローテーション。
 今天は、日中はシャツにフリースで大丈夫だったが、夕刻より急激に寒冷化+暴風化。

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by nemuro-curator | 2009-10-30 23:28 | 考古学

エクスカーション

2日目のエクスカーションは、前日講演された釧路市動物園の井上雅子先生の案内で釧路市動物園に。
 8/25にアムールトラのタイガが亡くなり、10/4にキリンのキリコが亡くなっており寂しいことであるが、おもに北海道ゾーンを案内頂き、園内の湿原の様子やタンチョウ保護のことやシマフクロウなどこの地ならではの希少動物の解説を頂いた。
 また、阿寒国際ツルセンターも回り、ここでも展示や入館者の反応、人工飼育の様子などなかなか聞くことが出来ない話をきくことができた。
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タンチョウも阿寒に集結しはじめ、着実に冬に向かっている
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by nemuro-curator | 2009-10-18 23:36 | 資料館

道東3管内博物館施設等連絡協議会交流推進会議

 標記会議出席のため、釧路市へ。

フォーラム「生物多様性の保全と博物館の役割」

 釧路市立博物館が所蔵する、4850種に及ぶ昆虫類の標本からなる飯島一雄コレクションは地域の生物の多様さ、自然環境の健全性を示すものです。
 しかし、近年、人間活動による生物の多様性の消失が、人類の生存を危うくするとさえ言われています。本フォーラムでは「生物多様性とは何か?」、そして地域の生物多様性を保全するために、国の施策の立場、調査研究の立場、動物飼育や環境教育の立場、博物館標本資料を扱っている立場から、それぞれ意見を交換し、地域の皆さんと生物多様性の保全について考える機会とします。

日時:平成21年10月17日(土) 13:30〜16:45
会場:釧路市立博物館講堂
基調講演
 「生物多様性をめぐる国の施策」
        則久雅司 氏(環境省釧路自然環境事務所)
事例発表
 「コレクションが語るもの」
        土屋慶丞 氏(釧路市立博物館)
 「動物園から見た生物多様性」
        井上雅子 氏(釧路市動物園)
「コウモリ類から見た生物多様性」
        近藤憲久 氏(根室市歴史と自然の資料館)

 外来種問題など、豊かな原始自然の宝庫である道東であっても例外ではない。しかし、昆虫分野含め当地域の生態系の様相は詳らかではない。やはり、地域の生物相を継続的に明らかにしていくこと。それは、市民イベントやボランティアや同好会などとの活動を通して、一緒に多様性保全の認識を普及していこうという・・・。見学会などでもkeyword的に使っていかなくてはね。
 昨年は、会議運営を一手に引き受けていたので大変だったが、今年はゆっくり聴いてられた。
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by nemuro-curator | 2009-10-17 22:13 | 資料館

網走へ

 網走市に所在する道立北方民族博物館に。
千島関係の特別展を実施中である。当社からもエカテリーナ号絵図を始め、戦前の千島や北方四島の写真、はく製類などを使って頂いており、盛況の一助となっていることはありがたいことである。
千島関係の資料はいろいろなところにいろいろなものがあるので、解説頂きながら熟覧した。諸事のため、終盤になっての見学となったが、 たいへん見応えのあるものでした。
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帰りは裏摩周経由、養老牛藤や旅館の露天風呂に沈没して帰着。
すでに紅葉が良い感じになっており、なかなか・・・。
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by nemuro-curator | 2009-10-12 23:17 | その他

台風一過

 台風一過。晴天になり、かねて予告していた史跡見学会を実施。登録有形の明治公園のサイロの煉瓦積みについて検討したのち、ノッカマップのイチャルパ会場やオンネモトのチャシを訪れる。
 今年はクナシリメナシの戦いから数えて220年経つ。アイヌ民族3大蜂起の最後と言われるが、重労働や収奪に対する反発よりも深い、民族の存亡をかけた戦いだったとされている。1789年。仏革命と同じ年で、月も近い。道東のアイヌ社会にとっても大きなターニングポイントになった。
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調査中の巨大竪穴(かまど2つ付き)は、暴風雨のため水没orz.
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by nemuro-curator | 2009-10-10 22:46 | 資料館