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ねむろHistory&Nature Blog

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津波エキシビション

 津波でやられた根室、浜中町、色丹島の被災状況写真パネルおよび南部沼津波堆積物剥ぎ取りモノリスを文化会館に展示中だ。もうすこし、追求したいところであったが平行案件も多く、あまり時間がかけらずやや不満が残る。
 そんな中、日本放送協会のお昼にNEWS(全道版)で放映されたという(見てなかったが)。一声かけてくれればモノリスの説明を開陳したところであるが、残念である。防災はやれる限り市民周知しなくてはならない。今回の貧弱なエキシビションをたたき台に、パネル等増強し周知を図りたいと思う(特に太平洋岸側)。

剥ぎ取りモノリス。根室の場合、台地の上では樽前b、駒c、Ma-f〜が視認できるが、湿地だとB-Tmや樽前cも見えてくるので驚きだ。水分を含むので、降下後固定され、風の影響など受けないから??

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by nemuro-curator | 2009-07-28 01:30 | 自然

雑文

 一昨年あたりから、新聞紙上で雑文を開陳する機会が増えた。
昨年はほぼ一年にわたり、根室市内を行政区域の町名で割って各町内の歴史や遺跡などを紹介する連載をした。これは反響があり、冊子化の動きはもとより、どうも点字化を試みるグループもあり恐縮しているところである。誤記や誤字も2,3ヶ所あるので指摘したいところなのだが・・・。今天も休みの半分を潰し、依頼のコラム書きだ。雑文の製造は多いが、肝心の論考がさっぱり・・・orz

 いまだ気温が10℃台で推移。今天は昼下がりで11℃だ。いっておくがもう8月です。
風車の蜃気楼。
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by nemuro-curator | 2009-07-27 22:16 | その他

ジオツアー強行

 予定していた「根室半島ジオツアー」であるが、当日は生憎の雨。とはいえ、雨具の持参を呼びかけ開催。
南部沼の津波堆積物や春国岱の沈降現象などを実地を踏み、解説してもらった。 南部沼のほとりには上部が飛んでしまっていたものの、樽前cを含む良好な津波堆積物の露頭があった。
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 これは、いわゆる500年間隔地震の存在を示す、まぎれもない物的証拠である。
 湿地を掘ると、そこに堆積した泥炭層が累々と検出されるはずだが、泥炭層の間に大量の海砂層が挟まっている。あるポイントでは12枚ほど見つかったところもある。1km以上内陸にまでこうした大量の海砂を運ぶ現象は津波以外に考えられず、火山灰を手がかりに考えると、概ね400年に1回超級津波を伴う、海溝型地震が起っているというものである。
 これは過去50〜60年の根室沖とか十勝沖の津波の比ではなく、浸水領域も広汎に及ぶ。釧路港における超級津波のシュミレーション。最後の超級津波イベントは17世紀代であるので、今世紀中に起きる可能性は十分あり得るのである。こうした異常な津波が、北海道太平洋岸を襲っている事実を周知する目的もあり、一連の行事を開催したわけで、折に触れ周知していかなければならない。
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by nemuro-curator | 2009-07-19 23:52 | 資料館

道東の自然と科学教育を考えるフォーラム開催

かねてより予定していた「道東の自然と科学教育を考えるフォーラム」を大開催。
港まつりの日(結局雨でつぶれたが)という悪条件と重なったが、50人の来場者を得ることができた。
普段、なかなか話を聞くことができない教育大釧路校の先生方の講演は、内容もバラエティに富んでいて大変興味深いものであった。また産総研の先生方も地震津波に対しての防災意識や地質資料の観光への活用などが示された。

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by nemuro-curator | 2009-07-18 23:07 | 資料館

on 友知 beach

19日に開催される「根室半島ジオツアー」の下見。
非常に良い天気だが、本番は雨らしい。土採場で良好な津波堆積物の露頭があったので、ここをに力をいれることに。まずはビーチの砂の堆積からということで友知海岸へ。
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by nemuro-curator | 2009-07-17 23:09 | 自然

itrup情勢

 北特法の改正について、ビザなし交流に影響が出ており、択捉島が強硬な態度にでている。
しかし、上位団体の諌めもあり、矛を納めた恰好になったようだ。
 歴史的な経過や外交上の申し合わせもあるので、そう簡単には通らないとは思われたが、急進的なグループが幅を効かせつつあることを実感させられた。
 
 本年度、最初のビザなし交流団として エトロフに派遣された知り合いの団員さんから写真をたくさんもらった。
私も以前行っていたため、「ちょっと面白いもの」としてトーチカや塹壕などの戦争遺構を紹介していたが、限られた時間と行動領域の中、見事踏査を果たされたようだ。

紗那川河口に開口したトーチカ
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日本のものかロシアのものかわからないが、詳しい人は日本の旧軍のものというが、根室で残っているものとタイプや構造が大幅に異なる。機能差や時期差もあるが、鉄板が貼ってあったりとエトロフに残っているもののほうが「モノ」が良い。この分野は全く知識がゼロなので、用語などから勉強せねばなるまい。
 これもある意味、埋蔵文化財だが、さてどうする・・・。
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by nemuro-curator | 2009-07-11 23:17 | 4島訪問

地震系

 来週末に控えている大フォーラムに向け、粛々と諸調整、諸準備を進めているところであるが、本来、是に集中しなければならないのだが、諸協議に伴う諸届や諸申請などの手続きや作文も納期が迫っているワケで。
 今天は、津波エキシビション(パネル展)のパネル製造。今から50年前の十勝沖地震に伴う津波による被害写真をはじめ、なかなかの資料を取り揃えているので、今回大開放を行う。
 幸い、当市における災害履歴は防災担当が表にし、電網上にあるのでこれを活用(さすが。助かる)。そして、3年前に津波堆積物の調査のときに製作した剥ぎ取りを引っ張り出し、裏打ちの段取り。
 調査の概要やキャプションを製造せねばなるまいが、ここにきて余りにも激しい使用のためどうもプリンタの調子がおかしいようだ。どうすべ・・・。

根室測候所さんも良いコレクションをお持ちのようで。。
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by nemuro-curator | 2009-07-08 01:04 | 自然

ラッコ観察

2週間ぶりに納沙布へラッコ探索。
例によって多くの人々が参集しており、今天は割と沿岸付近を浮遊していた。
 けたたましい音をたてて激しく、貝を叩き割っている最中であり、野生の動物はみていて飽きないものである。ラッコが常駐している海域は大波が寄せてくることが多いが、目視で確認して潜水し大波をやり過ごしているようであった。
 明治時代に千島列島でラッコ猟に携わったキャプテン・スノウの記述をはじめ、ラッコは目が悪いとされているが。。。?
 
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by nemuro-curator | 2009-07-04 21:49 | 自然

長節にて

 ケータイアンテナ設置のため、早朝から長節地区で立会である。
今天も昨天の試掘に引き続き雨模様で、気温は10度を切っている。
くどいようだが、もう7月である。
長節湖。大正時代(だったと思う)に作られた観音像が湖の周囲にたてられている霊験あらたかな湖。
 
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by nemuro-curator | 2009-07-02 20:09 | 考古学

道東の自然と科学教育を考える

ちょっと趣向を変え、科学シンポジウム 実施。
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 ここ二日、風蓮湖の奥部にこもり、農業関係事業の試掘調査。
周知内ではないが竪穴群に近接するので、確認が必要となったわけである。
しかし、雨模様と10℃を切る、この時期にしては厳しい低温に大いに消耗せり。
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by nemuro-curator | 2009-07-01 23:20 | 自然