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ねむろHistory&Nature Blog

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野犬

 林道が入っているところなどはヒグマの危険もあるので、
あまり単独でちょろちょろしたくはないものである。
しかし、もっと危ないのは野犬であり、最近増えているよう
である。5頭くらいの野犬に囲まれた経験をもつ人や、某
自治体ではかつて30頭くらいの集団がいて、駆除した
話も聞いた。
 30頭ともなると最早、銀牙-流れ星 銀-状態であり、
危険である。

先日踏査した遺跡遠景。温根沼のほとりの台地の縁辺に
竪穴がびっちり・・・。

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by nemuro-curator | 2009-04-28 22:39 | その他

大雪

 4月末に、かのような雪が降るとは・・・、全く虚をつかれ夏タイヤにしたばっかりで外に出るのもはばかれる状況である。市内小中学校も除雪体制が間に合わず、休校になったようだ。
 とはいうものの、湿った雪で大半はすぐ溶けゆくであろう。やはり、各地でスリップ事故が多発した模様。 
最近、防雪柵を解除したとたんに、雪が降り積もることが続いている。
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by nemuro-curator | 2009-04-26 22:32 | その他

原生林の中の遺跡

 一週間ほど前、温根沼のほとりに竪穴群があるが、未周知ではないかという告訴が十数片の続縄文土器とともにもたらされた。
 林道をかいくぐらないと辿り着けない場所にあったので、突撃ルートを検討していたところである。
 遺跡まではチップ材採取のための伐採のおかげで、比較的容易にアクセスできた。果たして、台地縁辺上に30数基の竪穴群があり、近来まれにみる密集具合である。いずれも方形であることから、擦文かなと思うが、表採土器から複数時期の利用が想定される。
 踏査後、戦前の郷土史研究者の作った分布図を見直すと、しっかり、今回の場所に点が落ちている。先学や今回の発見者の探求心と脚力に脱帽。
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by nemuro-curator | 2009-04-25 22:41 | 考古学

草地歩行

 久々に草地改良に伴う協議。H18から継続中である。北海道の特殊事情から、1ha以上の開発は周知の包蔵地の有無に関わらず協議するようになっている。
先週末に「どう考えても、1ha超えているんでまわらないといけませんよね。本当にありがとうございました」的なやりとり後、週明け早々の実施となったワケである。

 新酪農村造営に伴い、原野の大規模な草地化が進み、竪穴群などが埋立てられた(であろう)経緯も想定されることから、周囲の包蔵地との兼ね合いや地形判断などから、工事立会箇所を抽出していく。
 草地の表面「ならし」という工事なので、遺構等にフェイタルな影響はないだろうということで立会になる。しかし、遺跡のひろがりや未知の遺跡を発見する上でまたとない機会である。
 協議面積は追加分だけなので64haだが、草地を歩いて見て回る。冬場ほとんど内業でダルマのようになっていたため、かなり強烈なリハビリである。
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by nemuro-curator | 2009-04-21 23:18 | 考古学

廃墟系トーチカ

 ふと、道路際の雑木林に目をやると怪しげなコンクリート塊が。
すぐにトーチカと判ったが、重機で叩き割られたようにひしゃげて
しまっている。
 トーチカの分布調査は、かなり以前に市民グループと共同で行って
いたが、ここは点が落ちてたっけ??
 これまで、何回も通っているが、今日初めて気がついた。この時期
は下草も無く、遺跡も歩きやすい。


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択捉島紗那のトーチカ群。ロシア人に案内してもらった。
こちらは、トーチカのそれぞれが塹壕で繋がれていて、完成度が高い。

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by nemuro-curator | 2009-04-16 23:04 | その他

半島先端部へ

遥か、江別的HDMCから調査員の方がお見えになり、現地踏査。
ミーティング後、私は試掘予定箇所や草地踏査の下見。
春とはいえ、一ケタ後半台の気温で、風は冷たく寒い。
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シカも多い
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by nemuro-curator | 2009-04-15 00:47 | 考古学

熟覧

 近くの小学校による、「らっこ展」の観覧。
はく製ラッコと記念写真を試みるなど、なかなかの好評である。
クロテンは初めてその存在を知る生徒もおり、非常に人気が高い。

 クロテンは幕末のある年の根室において、150枚ほどの毛皮が
場所請負商人の手に渡っている。このときの記録ではソウヤや
クナシリを抑えて一番の納入量であった(あくまで手前どもが読んだ資料)。
 今は、市内では目撃例はほとんど皆無であるが、知床は増えているらしい。
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by nemuro-curator | 2009-04-14 23:28 | 資料館

ラッコの分布

土、日は釧路方面からのお客さんもお見えになり多謝。
来場者のなかにはくぅちゃんの貴重な写真を持参頂けるなど、
たいへんありがたいことである。
ラッコの皮の「たるみ」にたくさん貝をストックしている写真もあり、
早速、掲示させて頂いている。

ラッコの分布はやや限られてて、北方領土周辺では歯舞群島と
択捉島である。このうち択捉がとなりのウルップと並んで、分布
が多い。しかも南岸にほぼ限られる。北岸は冬に流氷が押し寄
せてくるので、海面が流氷で覆われ採餌ができなくなるため、
流氷が回らない南岸に分布が集中するという。
 
下図、黒い部分はラッコなど海獣の保護区域になっていて、
近くでイヌを飼ってはいけませんとか油類を保管してはなりません
などかなり細かく禁止事項が定められている。
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近藤憲久・服部薫 1999「根室で捕獲された2頭のラッコ」根室市博物館開設準備室紀要13
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by nemuro-curator | 2009-04-13 22:00 | 資料館

ラッコフィーバー

本日は午前、日本放送協会の取材が入り、昼のNEWSで流れた関係で、
昼から出足があった。同協会の夕方のNEWSではラッコの特集が流れる
など、1日で2回も異なるコーナーで紹介頂いた。滅多にないことである。

今週末は、休日の早朝に叩き起こされ、ラジオの生電話出演である。
これも釧路川の「くぅちゃん」の成せる神通力と判断し、激しい試練を
耐えなければならない。

「くぅちゃん」は実は、納沙布岬から30km先にある歯舞群島のハルカリ
モシリ島で繁殖しているラッコの一部と考えている。2001年の調査では
34頭(うち幼獣7頭)が確認されている。
この辺りのラッコの繁殖地は択捉島とハルカリモシリ島である。
 歯舞群島はロシアの実行支配を許してしまっているが、行政区域的には
根室市に含まれる。よって、もともとは「くぅちゃん」も根室市域にいたこと
になる・・・。
 複雑な領土問題が横たわるが、市内にラッコの繁殖地があるという、当市
の貴重な自然環境について認識してもらえればと思う。

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by nemuro-curator | 2009-04-08 23:19 | 資料館

らっこ展開始

やっているうちにパネルも増えてきて往生したが、ラッコの生態や分布
のほかに根室アイヌを特徴付けるラッコ、クロテン、ワシ類などの軽物
交易を紹介するコーナーも設置。
取材も多く見えられ多謝。改めて、釧路のくぅちゃんの話題力に驚きを
禁じ得ない。

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by nemuro-curator | 2009-04-07 22:32 | 資料館