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ねむろHistory&Nature Blog

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カテゴリ:資料館( 71 )

改悪?

不勉強ながら最近知ったのだが・・・。
地方分権改革推進委員会「第3次勧告 〜自治立法権の拡大による「地方政府」の実現へ〜」において博物館法12条、21条で見直しの提言がなされ、各方面から見直しを再考するよう要望書が出ていますね。下線部を廃止または条例委任とするもの・・・。

(登録要件の審査)
第十二条  都道府県の教育委員会は、前条の規定による登録の申請があつた場合においては、当該申請に係る博物館が左に掲げる要件を備えているかどうかを審査し、備えていると認めたときは、同条第一項各号に掲げる事項及び登録の年月日を博物館登録原簿に登録するとともに登録した旨を当該登録申請者に通知し、備えていないと認めたときは、登録しない旨をその理由を附記した書面で当該登録申請者に通知しなければならない。
一  第二条第一項に規定する目的を達成するために必要な博物館資料があること。
二  第二条第一項に規定する目的を達成するために必要な学芸員その他の職員を有すること。
三  第二条第一項に規定する目的を達成するために必要な建物及び土地があること。
四  一年を通じて百五十日以上開館すること。


 しかし、総則でこと細かく博物館資料などの定義をしている割には、「あっ、でも無くたって別にいいスよ」的な感じで非常にバランスが悪い。web博物館とかエア博物館とか色々想定できて面白いけど、現行施設との在り方と余りにも乖離していてちょっと拙速のような気がしますよ。
 すでに北海道では、博物館の登録事務は希望する市町村に権限委譲されているし、条例委任にしても判断を迫るようなことでは困るんじゃないかな(もっとも、そう頻繁にある事務とは思えないが、登録博物館がない自治体や学芸員すらいない自治体にも委譲されているし)。
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by nemuro-curator | 2010-01-19 21:45 | 資料館

資料館blog

中標津町郷土館のYAMA先生ブログリンクから孫引きですが、標津町、厚岸町の博物館園ブログをリンク追加。

標津町サーモン科学館学芸員の業務日誌
ポー川史跡自然公園WebNews
かいじぶろぐ(厚岸町海事記念館)
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by nemuro-curator | 2009-12-22 01:20 | 資料館

貸出し

 国境標石を始めラッコ、エトピリカ、アルビノのハナサキガニ、根室-国後海底通信ケーブルが北大博物館へ。
北大博物館第二期展示「知られざる北の国境−北緯50度の記憶」

 5月8日までのロングランですので、しばらく帰ってきませんが、お近くに方は是非・・・。

出荷中
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by nemuro-curator | 2009-12-16 00:39 | 資料館

エクスカーション

2日目のエクスカーションは、前日講演された釧路市動物園の井上雅子先生の案内で釧路市動物園に。
 8/25にアムールトラのタイガが亡くなり、10/4にキリンのキリコが亡くなっており寂しいことであるが、おもに北海道ゾーンを案内頂き、園内の湿原の様子やタンチョウ保護のことやシマフクロウなどこの地ならではの希少動物の解説を頂いた。
 また、阿寒国際ツルセンターも回り、ここでも展示や入館者の反応、人工飼育の様子などなかなか聞くことが出来ない話をきくことができた。
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タンチョウも阿寒に集結しはじめ、着実に冬に向かっている
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by nemuro-curator | 2009-10-18 23:36 | 資料館

道東3管内博物館施設等連絡協議会交流推進会議

 標記会議出席のため、釧路市へ。

フォーラム「生物多様性の保全と博物館の役割」

 釧路市立博物館が所蔵する、4850種に及ぶ昆虫類の標本からなる飯島一雄コレクションは地域の生物の多様さ、自然環境の健全性を示すものです。
 しかし、近年、人間活動による生物の多様性の消失が、人類の生存を危うくするとさえ言われています。本フォーラムでは「生物多様性とは何か?」、そして地域の生物多様性を保全するために、国の施策の立場、調査研究の立場、動物飼育や環境教育の立場、博物館標本資料を扱っている立場から、それぞれ意見を交換し、地域の皆さんと生物多様性の保全について考える機会とします。

日時:平成21年10月17日(土) 13:30〜16:45
会場:釧路市立博物館講堂
基調講演
 「生物多様性をめぐる国の施策」
        則久雅司 氏(環境省釧路自然環境事務所)
事例発表
 「コレクションが語るもの」
        土屋慶丞 氏(釧路市立博物館)
 「動物園から見た生物多様性」
        井上雅子 氏(釧路市動物園)
「コウモリ類から見た生物多様性」
        近藤憲久 氏(根室市歴史と自然の資料館)

 外来種問題など、豊かな原始自然の宝庫である道東であっても例外ではない。しかし、昆虫分野含め当地域の生態系の様相は詳らかではない。やはり、地域の生物相を継続的に明らかにしていくこと。それは、市民イベントやボランティアや同好会などとの活動を通して、一緒に多様性保全の認識を普及していこうという・・・。見学会などでもkeyword的に使っていかなくてはね。
 昨年は、会議運営を一手に引き受けていたので大変だったが、今年はゆっくり聴いてられた。
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by nemuro-curator | 2009-10-17 22:13 | 資料館

台風一過

 台風一過。晴天になり、かねて予告していた史跡見学会を実施。登録有形の明治公園のサイロの煉瓦積みについて検討したのち、ノッカマップのイチャルパ会場やオンネモトのチャシを訪れる。
 今年はクナシリメナシの戦いから数えて220年経つ。アイヌ民族3大蜂起の最後と言われるが、重労働や収奪に対する反発よりも深い、民族の存亡をかけた戦いだったとされている。1789年。仏革命と同じ年で、月も近い。道東のアイヌ社会にとっても大きなターニングポイントになった。
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調査中の巨大竪穴(かまど2つ付き)は、暴風雨のため水没orz.
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by nemuro-curator | 2009-10-10 22:46 | 資料館

学芸部会

ほとんど更新を放置してしまった。
9/4は稚内市で行われた北海道博物館協会学芸部会へ。先般、本格稼働した道博協のホムペをどうするか・・・。このホムペにはブログが仕込んであり、各員が各地域の情報を投稿するようにしている。個人的にはカテゴリーや検索が効く、デフォルトのタイプが良いと思ったが、あくまでもトピックなのでまあ良いだろう。
北海道博物館協会
 間宮海峡発見200周年記念の歴史フォーラムにも参加し、おおいに勉強させて頂く。
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by nemuro-curator | 2009-09-04 23:35 | 資料館

土器焼

 恒例の土器焼きである。空気が入っていたことによると思われる底部破損1点と土製仮面が弾け飛んだこと以外は、これといって失敗もみられず良好な出来である。
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 製作者の精神世界が存分に発露された土製品群
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by nemuro-curator | 2009-08-16 21:50 | 資料館

ジオツアー強行

 予定していた「根室半島ジオツアー」であるが、当日は生憎の雨。とはいえ、雨具の持参を呼びかけ開催。
南部沼の津波堆積物や春国岱の沈降現象などを実地を踏み、解説してもらった。 南部沼のほとりには上部が飛んでしまっていたものの、樽前cを含む良好な津波堆積物の露頭があった。
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 これは、いわゆる500年間隔地震の存在を示す、まぎれもない物的証拠である。
 湿地を掘ると、そこに堆積した泥炭層が累々と検出されるはずだが、泥炭層の間に大量の海砂層が挟まっている。あるポイントでは12枚ほど見つかったところもある。1km以上内陸にまでこうした大量の海砂を運ぶ現象は津波以外に考えられず、火山灰を手がかりに考えると、概ね400年に1回超級津波を伴う、海溝型地震が起っているというものである。
 これは過去50〜60年の根室沖とか十勝沖の津波の比ではなく、浸水領域も広汎に及ぶ。釧路港における超級津波のシュミレーション。最後の超級津波イベントは17世紀代であるので、今世紀中に起きる可能性は十分あり得るのである。こうした異常な津波が、北海道太平洋岸を襲っている事実を周知する目的もあり、一連の行事を開催したわけで、折に触れ周知していかなければならない。
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by nemuro-curator | 2009-07-19 23:52 | 資料館

道東の自然と科学教育を考えるフォーラム開催

かねてより予定していた「道東の自然と科学教育を考えるフォーラム」を大開催。
港まつりの日(結局雨でつぶれたが)という悪条件と重なったが、50人の来場者を得ることができた。
普段、なかなか話を聞くことができない教育大釧路校の先生方の講演は、内容もバラエティに富んでいて大変興味深いものであった。また産総研の先生方も地震津波に対しての防災意識や地質資料の観光への活用などが示された。

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by nemuro-curator | 2009-07-18 23:07 | 資料館