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ねむろHistory&Nature Blog

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カテゴリ:資料館( 71 )

部会集会

すっかりサボってしまい、どうしようもない。ひと思いに潰そうかとも思ったが、先月の出来事から順次、開陳してゆくことにする。 

 先月の名古屋大との激しい屋外工作の余韻もそこそこに、釧路市へ学芸職部会研修に9/16-17の日程で参加。今回は少し、毛色が変わり、事前にアンケートをおこなったデータをもとにディスカッション。
 手詰まり感が年々増す中、銭金の問題をさておき、どのように活動していくべきか、各人の仕事術を述べるという。各自治体、いろいろ経緯や事情があるのだが、左前の時期しか知らない私どもは、とにかく様々な機会と出会いを大事にやっていかなければならないなと考えを新たにした次第。
 2日目にエクスカーションは炭坑都市釧路を知るツアー。桂恋フシココタンチャシ近くの海岸に出て、崖面に出ている炭層実見から、国内唯一の炭坑である釧路コールマイン社の見学など大変勉強になりました。
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by nemuro-curator | 2010-10-10 18:33 | 資料館

パネル展

 開港100周年記念のパネル展がようやくオープン。B0サイズの大きなもので10枚ある。文化会館の大きなホールに飾っているのでそれほど気にはならないが。この他にも、開発局や税関もそれぞれ、パネルを持ち寄り展示を行っている。
 新聞などによると、やはり缶詰のパネルに反応があるようである。小さい港だが、千島への中継点でもあり1600年前のオホーツク人の利用までさかのぼり、江戸後期にはラクスマンが来るなど、その歴史背景は地方港にしてはボリュームありすぎる。 この会場では来週金曜まで展示。
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by nemuro-curator | 2010-07-17 00:45 | 資料館

ガイド

 管内の、ある行政委員の会合が開かれ、講師の1人として市内の指定文化財の紹介や近年進めている公学連携の例などについて、45分ほど朗々と唸ってきた。翌日は現地視察ということで、各視察地の道すがらに所在する史跡や景観などについてガイドする。
 New MacBook Pro+keynoteで発表したが、どうも明るすぎて白っぽい図が全く飛んでしまうんですが・・。

久々の水産研究所。食べごろのハナサキガニが大量に養殖されていました。
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by nemuro-curator | 2010-07-02 20:52 | 資料館

試掘と缶詰

 先日は、遥か大札幌からDKIの方がお見えになり、試掘。昨年同様、DKIの方がお見えになる時は雨です。久々にエンピを振るうも、運動不足にて続かない。
 さて、今年は開港100周年ということで、パネルを何枚も作っている。遺跡絡みのパネルも作ったが、やはり缶詰のパネルは調べていて面白かった。明治時代の缶詰ラベルなんかもあるが、古いラベルは派手で味があって大変よい。こういうのをブックマーカーなどに加工すれば、オミヤゲなんかで売れそうだが・・・。

缶詰ラベル博物館
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by nemuro-curator | 2010-06-26 23:39 | 資料館

国境標石展示

 樺太島で日露の国境を分けていた国境標石に関する展示を実施。長いこと、標石のみの展示であったが、このほど市内外の有志が台座レプリカを寄贈して頂いた。御恩に報いるためにも、北方領土問題など国境画定がなされない現実もあることもあるのだが、日本に1つしかないスゴい資料があるんやぞと・・・。
 先日のプレオープン講演では、「国境とは、両国の合意のもとに決定されるという原則があり、国境標石はその原則を示すもの」と講師が述べられた。日本の歴史上作られた唯一の国境標石である。
 
 北緯50度の設定に当たっては天測によるものであったが、日露の天文学者や測量士がそれぞれの成果を持ち寄り決定した。測量史上でも記念される事業だろう。できれば、ハンディGPSを持っていって標石跡で観測し、当時の技術の評価を行いたいところである。


国内に残る唯一の国境標石がある (北海道ぷっちがいど)
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by nemuro-curator | 2010-06-08 22:57 | 資料館

100周年

 根室港が開港して100年経つという。関税法上の開港指定なのだが、それ以前から根室の海の玄関となっていたことはいうまでもない。根室港周辺に縄文土器も出土しているが、やはり大きいのが弁天島のオホーツク遺跡である。市内では唯一、十和田から出ているので、早い時期から拠点となっていたのだろう。
 近世になり、クナシリメナシの戦い後は、ノッカマップから根室港周辺に運上屋が移り、ラクスマンの来航といった日露外交史上重要事件の舞台となった。また、仙台藩警備下においては陣屋や砲台もおかれた。明治になると、千島の最前線として、港を中心に町が発展していく・・・。北海道初めての灯台である弁天島灯台や大森貝塚の次に古いお雇い外国人J.ミルンの弁天島発掘など、まだまだたくさん記すべきことはあるが、根室港の歴史だけで結構語れてしまうわけです。
 というわけで、諸イベントに向け、古い写真を選んだり資料を読み直したり、まとめたりというような感じで・・

 元々根室港は、岩礁帯が多い根室半島にあっては珍しく砂浜の海岸で、それは市街地の地下に没した2つの河川の果たした役割が大きいのでは?そして、天然の防波堤となっている弁天島という、奇跡的な良港であったからこそ、人が集まり様々な歴史が遺ったと思われる。

弁天島と根室港

ロゴ
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by nemuro-curator | 2010-04-05 00:36 | 資料館

「、」「。」or「,」「.」??

 紀要の編集活動を行ってきたわけであるが、自然系の投稿者から玉稿を賜ったときに、句読点が「,」「.」だったんですよ。特に理系論文は投稿規定で「,」「.」のとこが多いようでして、其の意味についてあまり深く考えたことがなかったんだが。ちょっと気になってしまい。
 英文や数式を日本語文中に挿入する際に、「、」「。」だと座りが悪いという理由で、「,」「.」になっているのかな?
日本語文なら「、」「。」を用いるべきと当然思っていたが、公用文で横書きのときは「,」「。」を用いるのが正しいようです(裁判所判例、教科書・・・)。
 気になって、道内の自治体紀要をちょっとみてみたら、利尻、ひがし大雪、知床博の紀要は「,」「.」でしたね。このへんは、編集を自然系の学芸員がやっているからだろう・・・。
 しかし、「,」か「、」で迷うことはあっても、日本語文中で「。」の代わりに「.」はないのではないかというのが、ここ最近、ググるなどして得た結論だ。
 専攻分野の慣例に従うか、投稿規定を明確に整備すればイイベよ?!という程度の話だが、自然系も人文系も入り交じっている自治体紀要なんかは統一が難しい。けれども、明確な理由もないのに手前の専攻で「,」「.」を強要する気になれないし。
 というわけで、日本語文章中の句読点に関しては日本語文章できわめて一般的な「、」「。」でいけば良いんじゃないかね。幸い、考古系で「,」「.」を強要しているところはないようでうすが?

テンでばらばらな句読点
句読点研究会
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by nemuro-curator | 2010-03-26 01:12 | 資料館

霧信号所

 根釧地方は太平洋において、寒流と暖流がぶつかるため、霧が発生しやすい。霧に霧笛はセットのようなものでこの地を象徴するものの一つかもしれない。しかし、近年のGPS発達によって、こうした霧笛が不要となったようであり、霧笛(霧信号所)の撤去が決まった。霧笛は今月いっぱいということで、今天、所管のJapan Coast Guardの協力により、花咲灯台の中身公開と霧笛の試し鳴らしが行われ、手前どもが動画や音声を採取する作業をおこなった。滅多にお目にかかる機会が無く、霧笛は今月いっぱいということで報道陣も多数詰めかけた中で行われた。NHKは、全道版で昼と夕方のニュースで放送してくれた。音声記録はどう残すかであるが、少し編集して、幾つかの異なるメディアで保管するしかないと思う。灯台の霧笛はyou tubeあたりに落ちているので、web上で浮遊して残すのも一つの手かもしれない。

中央のラッパの列が霧信号所と呼ばれる施設。灯台自体の存在意義を問われることもそう遠くないかもしれない。
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by nemuro-curator | 2010-03-10 00:05 | 資料館

英国的客人

 遥か西方大英帝国よりジャーナリスト2名が飛来。事前に通知があったものの、どういう用件かまではわからなかったので、オーダーに応えられるかどうかわからなかったが、市内遺跡のことや千島列島のことなど話は多岐に渡った。120年前に英国人ミルンが、弁天島遺跡を発掘した話は興味深く聞いて貰え、貝塚の自然遺物を説明した際はamazingの連発であった。
 所属も著名なところであるが、その博識さは非常に驚かされた。昨年のイギリス旅行の知見も動員し、2時間ほどのやりとり。夜は、学芸員講演会で38人ほどの参集を得て、多謝。珍しく本日は「しゃべる仕事」だった。

ロンドン自然史博物館にて。人類進化を熱心に学んでいます。

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by nemuro-curator | 2010-02-19 22:30 | 資料館

講演会

年一回ではあるが、資料館行事として学芸員講演会を開催している。
歴史系と自然系で45分くらいずつ。
歴史系『ラッコと人間のかかわり』
自然系『 別所 二郎蔵 著「わが北千島記―占守島に生きた一庶民の記録 (1977年)」にみる北千島の草花』
2010/02/19(fri) 19:00〜21:00   
根室市総合文化会館2F視聴覚室。

 プレゼンは最初期からのKeynoteユーザーであるが、Keynote06で止まっている。使っている人しかわからないかもしれぬが、スライドチェンジのとき最初は、キューブとか派手なギミックを使っていたが、ここ2年くらいは大人しくディゾルブばっかり・・・。2010年verがでたら久々に更新するか・・・。

軽物説明のためのクロテン。根室にはもういません。。
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by nemuro-curator | 2010-02-17 23:44 | 資料館