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ねむろHistory&Nature Blog

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カテゴリ:考古学( 67 )

御本4

 道センターの西田さんの自分史を拝受。大規模的屋外工作現場を幾つもこなされてきた、モーレツ世代の方々が続々と御勇退されている。わけても、氏は隼人国から広島経由で蝦夷地に移住され、文化行政を担当されているので、その点で日向国、大名古屋経由東蝦夷地の私も氏と似た背景があるのである。
 内容は鹿児島や北海道で自らが携わられた遺跡のことや、学問を通した人間関係の思い出などで構成されていている。非売品ながらこういうような形で、当時の様子を残して頂けると、手探り状態の私のような無学の徒は有難いのである。
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by nemuro-curator | 2011-04-04 20:42 | 考古学

重なる

 予定が重なるときは重なるのである。ここ数日の+気温にて、先週の降雪は一気融解。極東は冬期といえども日の出が早く、工事現場はかなり早朝から稼働している。夏場では、場合によっては朝5、6時台から稼働していることもあり、立会等はそれに合わせねばならぬ。
 今天も少し早めに出て、トーサムポロ沼で工事立会を行った。その後、NHKの取材協力。トーサムポロ沼のアサリ漁を取材しており、沼の周囲の遺跡も報道したいとの由。結構なことであるということで、昨年の大発掘に伴い、調査区外において発見されたアサリの散布や竪穴を紹介(前日に依頼があったもんで、事後報告ですいません。)。
NHK こんなステキなにっぽんが「氷の下の恵みとともに〜北海道 根室市〜」
3/22(火)BShi 21:30〜21:55
3/24(木)BShi 12:00〜12:25
3/25(金)BShi 9:00〜9:25
3/27(日)BS2  5:30〜5:55
3/28(月)BS2 9:30〜9:55
4/3 (日)BS2 17:30〜17:55
再放送は多いようです。

夕方まで、夜間に開催される学芸員講演会の準備と会場設営。
「湿地の形成と人間のかかわり」:近年行っている、温根沼の詳細分布調査の報告
「国後島の自然」:ビザなし専門家交流の成果報告
 厳冬期の夜七時からの開催ではあるが、今回は50名の方が聴きにみえた。全く感謝に堪えない次第。
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by nemuro-curator | 2011-02-25 13:15 | 考古学

活用

 福岡市のダイワロイネットホテルのロビーにて。
ホテル建設の際に潰した遺跡の出土遺物を展示していた。自治体のはたらきかけもあるのだろうが、なかなかできることではないな。
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by nemuro-curator | 2011-02-13 22:44 | 考古学

石皿

 午前より諸協議3連発。まとまった雪はまだ2回なので、場合によっては所在調査も可能である。近年は、雇用対策促進もあり冬期に行う工事も多く、自然、冬場でも立会や所在調査が入ることがある。
今天の獲物ー石皿ー、石皿は今年度拾うの2点目・・・
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by nemuro-curator | 2011-02-04 22:46 | 考古学

御本2

 今天は国土地理院主催的風蓮湖周辺及温根沼地区湖沼湿原調査報告会に大参加。
舟にDGPSを乗せ、広大な温根沼を細かく観測して得られた湖沼図が目を惹いた。近年、温根沼周辺の遺跡の詳細分布調査を行っているので、この種のデータは古環境を知る上で欠かすことができない。
風蓮湖周辺及び温根沼地区湖沼湿原調査

 こうした古環境や動物利用を知る上で、Zoo-Archaeologyは重要であるが、わかりやすく且つボリューミーな書を編著者様より御恵贈頂いた。

事典 人と動物の考古学

吉川弘文館



「事典」とあるように、辞典などの装丁に使われるビニールクロス張りの装丁であり、研究史から各動物種の通史的利用例、あるいは図像等に現れる動物など論点が多岐にわたる。金子浩昌1984『貝塚の獣骨の知識—人と動物とのかかわり (考古学シリーズ (10)』東京美術 以来の一般向けながら網羅された書と思う。
 勉強させて頂きます。ありがとうございました。
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by nemuro-curator | 2011-02-03 23:25 | 考古学

水洗

 大札幌圏及び道北圏は降雪の報告が伝えられているが、当極東においては強風は吹くものの、未だ降雪も無く、比較的安定している。
 さて、今天は日中気温も9度くらいとやや上がる。よって、昨年、試掘時に検出した魚骨層から採取し、今まで見て見ぬふりをしていたオホーツク期の土壌サンプルを観念して水洗。
 これは、戦前に市内の大博士が、遺跡が昆布干場に変えられていくのを憂慮し、発掘を試みた遺跡である。刻文期の魚骨ブロックを検出し、多数の骨角器を出している。試掘の結果、部分的に「残っている」らしいことがわかった。
 このときに、動物遺体の分析をされたのが、直良信夫博士である。博士が直接発掘を指揮されたものではなく、任意に持ち込まれた資料の定性的記載がなされているが、たしか、セイウチの犬歯が出てたはず・・。実に、70数年ぶりにこの遺跡の検討が、ちょっとだけ進みそうである。
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遺跡はトーサムポロ沼の湖口にある。岩礁帯と砂浜が共存するせいか、弁天島に比べ貝殻が多いようにみえる。
まあ、サンプルサイズが小さいので、何とも云えんがね。
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by nemuro-curator | 2010-12-11 23:21 | 考古学

どうぶつこうこ2

 私の発表の出番は2番目ですが、ここ数年は特に発表の練習もせず、ぶっつけ本番のアドリブである。
持ち時間15〜18分くらいなので、スライドの枚数でおおまかに判断しているが。

 皆さんは当然の如く、複雑怪奇な窓式パワポで難なくプレゼン活動をされるが、当方は林檎式keynoteを使用している(本研究会は寛容にも、林檎式での発表も認められているが、研究会によっては締め出しを食らう事例も散見される)。近年の林檎式筆記本電脳のディスプレイ性能が良すぎなせいか、ディスプレイ上とプロジェクタ上の画像の明度などが乖離しているケースが多いため、今回も発表前に写真の明るさ調整を余儀なくされる。

 しかし、久方ぶりに研究会会場でもある母校に行ってみると、図書館にスタバが併設されていたり、校内に深夜まで営業しているファミマや珈琲所やバーみたいなものが開店しており、驚かせられた。これも独法化のなせる技かと感心したものである。
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by nemuro-curator | 2010-11-23 22:45 | 考古学

どうぶつこうこ

前日になったが、一応、告知。私の学生時代から比較的出席率の高い研究会。

第14回動物考古学研究集会 口頭発表プログラム  〈会場:名古屋大学博物館〉
日時発表者題目
11月20日(土)〔司会:新美 倫子〕
12:30                     【受付開始】
13:00                     【開会挨拶】
〔第1部 座長:山崎 健〕
13:05〜13:25"○澤浦亮平・阿部祥人・奈良貴史・渡辺丈彦
澤田純明・佐藤孝雄"
日本列島における旧石器時代の狩猟活動—尻労安部洞窟遺跡の調査成果から—
13:25〜13:45新美倫子・○猪熊樹人・蜂須賀敦子・大谷茂之
北海道根室市温根沼貝塚(縄文前期)の2010年度発掘調査
13:45〜14:05○遠部慎・畑山智史
浜の町貝塚の年代学的研究—北部九州最古の貝塚—
14:05〜14:15                     【休憩】
〔第2部 座長:新美 倫子〕
14:15〜14:35○キムホンソク・西本豊弘
古村遺跡のブタについて
14:35〜14:55"○覚張隆史・山崎京美・向井人史・金子浩昌 米田穣"
伊豆諸島遺跡出土イノシシ類の同位体生態学的研究:イノシシ類の食生態・行動圏の復元に向けて
14:55〜15:15○山崎京美・高橋正志・高橋理・藤田正勝・遠藤秀紀・金子浩昌
伊豆大島・下高洞D遺跡出土イノシシに関する口腔病理学的分析
15:15〜15:35【休憩】【ポスターセッション】
〔第3部 座長:佐藤 孝雄〕
15:35〜15:55○江田真毅・井上貴央
キジ科遺存体の同定基準の検討と弥生時代のニワトリの再評価
15:55〜16:15○山崎健・森川実・芝康次郎
興福寺南大門出土の鎮壇具容器内に納入された魚類遺存体
16:15〜16:25                     【休憩】
〔第4部 座長:江田 真毅〕
16:25〜16:45菊地大樹
中国先秦時代の長城地帯にみられる動物犠牲—馬牲を中心に—
16:45〜17:05○山野ケン陽次郎・片岡 修
グアム島ハプト先史時代村落遺跡出土の貝製品について
17:05〜17:25石村智
サンゴ礁のキッチン・ガーデン
18:00〜                      【懇親会】
※○印は発表者です。
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by nemuro-curator | 2010-11-19 22:54 | 考古学

剝ぎ取り

 3週間ぶっ通しにわたる激しい屋外工作が終了。昨天、人力的埋め戻しで、今天、用具・サンプル洗い。駆け込みであったが、ご参加された学生諸氏は誠にお疲れさまでした。
 終了間際の間隙を縫い、トマックを散布し剥ぎ取り敢行。薬剤の性能に助けられ、特に致命的な穴などは空いていない模様。
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by nemuro-curator | 2010-09-14 21:04 | 考古学

洗浄

 貝層は50cm角の小グリッドを取り上げ単位とし、5cmの人工層位を1cutとし、袋詰めの上持ち帰り、水洗篩別。黒土だし、水洗もなかなか・・・。
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by nemuro-curator | 2010-09-08 23:35 | 考古学