ようやく、西月ケ岡遺跡の看板が着工し基礎工事を行い、板面も校了した。間髪いれず、2枚目の制作を行ってきたが、説明板のパーツや内容が固まり入稿のみである。
場所は、ネイチャーセンター裏の自然学習林の竪穴群である。かなり古い説明板があり、板面の風化著しいが、木製のフレームはしっかりしていて、板面だけの交換で済む。ここは竪穴が50近くある上、遊歩道もあり、実は一番活用がしやすい遺跡である。
春国岱や風蓮湖も眼下に臨め、温根沼も近い。近年、得られた知見も多く、かなり詰め込んでしまった。私見だが、説明板はデジカメ等で撮影して持ち帰る人も多いので、情報は多いほうが良いのではないかと思う。テキストだけの史跡の説明板も未だに根強く、多いが、せっかく作った図や写真があることだし、カラーやレイアウトも色々できるので、モノトーンなものよりか、理解を助ける情報を盛り込めるだろう。