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ねむろHistory&Nature Blog

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100周年

 根室港が開港して100年経つという。関税法上の開港指定なのだが、それ以前から根室の海の玄関となっていたことはいうまでもない。根室港周辺に縄文土器も出土しているが、やはり大きいのが弁天島のオホーツク遺跡である。市内では唯一、十和田から出ているので、早い時期から拠点となっていたのだろう。
 近世になり、クナシリメナシの戦い後は、ノッカマップから根室港周辺に運上屋が移り、ラクスマンの来航といった日露外交史上重要事件の舞台となった。また、仙台藩警備下においては陣屋や砲台もおかれた。明治になると、千島の最前線として、港を中心に町が発展していく・・・。北海道初めての灯台である弁天島灯台や大森貝塚の次に古いお雇い外国人J.ミルンの弁天島発掘など、まだまだたくさん記すべきことはあるが、根室港の歴史だけで結構語れてしまうわけです。
 というわけで、諸イベントに向け、古い写真を選んだり資料を読み直したり、まとめたりというような感じで・・

 元々根室港は、岩礁帯が多い根室半島にあっては珍しく砂浜の海岸で、それは市街地の地下に没した2つの河川の果たした役割が大きいのでは?そして、天然の防波堤となっている弁天島という、奇跡的な良港であったからこそ、人が集まり様々な歴史が遺ったと思われる。

弁天島と根室港

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by nemuro-curator | 2010-04-05 00:36 | 資料館
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