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ねむろHistory&Nature Blog

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HANAMURO-RIVER

 動物考古学研究集会2日目のエクスカーションで、土浦市とつくば市にまたがる花室川へ。
付近の台地上には、多数の後期旧石器時代の遺跡が確認されており、川から出土する動物化石との関連性が研究されている。
 一見すると、なんの変哲もない田園風景であるが、川からはナウマンゾウの歯など、かなりの大物が出ている。想像の産物であった旧石器人のハンティングの諸相がみえてくるのか・・・スゲー。
 低地や湿地は何があるかわからんな・・・。

NHKニュースより
旧石器時代動物 化石多数発見 10月4日 18時12分

 茨城県土浦市の河川沿いで、およそ3万年前の旧石器時代のものとみられる ナウマン象やトナカイなど、複数の動物の骨の化石が多数見つかり、研究者は旧石器時代の人たちが捕獲した動物を解体する場所だった可能性もあるとみています。

 化石が見つかったのは、茨城県土浦市にある花室川の河川沿いの地層で、国立歴史民俗博物館の西本豊弘教授らのグループが去年からことしの夏にかけて調査を行いました。その結果、およそ3万年前の旧石器時代に活動していたナウマンゾウの歯や、バイソンの足の骨、それにトナカイの角などの化石が見つかりました。

このうちトナカイの化石については、戦前に書かれた文献からかつて専門家の下に持ち込まれた物がトナカイの化石と鑑定された例はありますが、発見された場所や地層が明らかなものは国内で初めてだということです。

西本教授らは、近くで旧石器時代の遺跡が多数見つかっていることや、骨の化石に石器でつけたような傷が残っていたことなどから、旧石器時代の人たちが捕獲した動物を解体する場所だった可能性もあるとみています。西本教授は「近くにある霞ヶ浦は当時大草原だったとみられ、そこに生息していたさまざまな動物をここまで追い込んで狩りをし、解体して食料にしていたのではないか」と話しています。

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by nemuro-curator | 2009-12-21 18:28 | 考古学
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