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ねむろHistory&Nature Blog

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原生林の中の遺跡

 一週間ほど前、温根沼のほとりに竪穴群があるが、未周知ではないかという告訴が十数片の続縄文土器とともにもたらされた。
 林道をかいくぐらないと辿り着けない場所にあったので、突撃ルートを検討していたところである。
 遺跡まではチップ材採取のための伐採のおかげで、比較的容易にアクセスできた。果たして、台地縁辺上に30数基の竪穴群があり、近来まれにみる密集具合である。いずれも方形であることから、擦文かなと思うが、表採土器から複数時期の利用が想定される。
 踏査後、戦前の郷土史研究者の作った分布図を見直すと、しっかり、今回の場所に点が落ちている。先学や今回の発見者の探求心と脚力に脱帽。
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by nemuro-curator | 2009-04-25 22:41 | 考古学
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